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札幌市 中央区 眼科
お昼休み 【13:00〜14:30】 の間、検査を一旦中止・保留させて頂く場合がございます
 


「糖尿病と診断されている方で」
・ゆがんで見える
・ぼやけて見える
・なんとなく見え方がおかしい
■糖尿病網膜症
糖尿病が長年続くと、網膜の血管が弱くなり、その結果、網膜に小さな出血が生じます。さらに進行すると、大きな出血となり、やがては網膜剥離(網膜が剥がれる)へと進み失明に至る場合もあります。進行した場合は、外科的治療(手術)が必要になりますが、発見が遅れれば遅れるほど、回復が困難になります。早期発見できれば、血糖コントロールを上手く保つことによって大事には至らないケースが比較的多い病気です。早期発見が一番大切ですが、初期は自覚症状があまりありません。早期発見、適切な時期に治療を開始するためにも、糖尿病と診断されている方は定期的な眼科受診をお勧めします。



霧の中にいるようにかすんで見える
明るいところにいるとまぶしい

■白内障
透明な水晶体に白い濁りが生じ、かすむため視力不良となります。初期治療としては、点眼薬や内服薬などで進行の抑制治療をおこないますが、いったん濁った水晶体はもとの透明な状態には戻りません。濁りが進行し、視力低下が著しく、日常生活に不便を感じるようになってきたら、手術療法で視力回復させることができます。かすみや視力低下等を自覚される場合には、早めに眼科を受診して濁りの進行状態に応じた治療をお勧めします。



目の前に黒い糸くずのようなものが見える
光がピカピカ見える(目をつむっていても)

■飛蚊症、光視症
目の前に虫のような黒い濁りや糸くずのようなものが飛んで見える症状を飛蚊症といい、目をつぶっても光がちかちか見える症状を光視症といいます。飛蚊症、光視症ともに、眼科的には重要な症状のひとつです。生理的な原因の場合と病的な原因の場合がありますので、症状がある場合は眼科受診をお勧めします。病的な原因の場合には、網膜剥離(網膜は剥がれる病気)の前駆症状の場合があります。網膜剥離にまで進行し視力障害や視野欠損(一部が見えない状態)が発症した場合には、手術療法が必要になりますので早期発見、早期受診が大切です。

■網膜剥離
硝子体や網膜の老化や栄養障害、強度近視、また目への強い衝撃等で網膜の内側の層が剥がれる病気を網膜剥離といいます。網膜に穴があく網膜裂孔、網膜円孔が網膜剥離へと進行します。裂孔や円孔の状態で発見された場合には、レーザー治療などによって網膜剥離への進行を予防することも可能です。治療が早ければ早いほど、回復可能ですので飛蚊症や光視症等の症状がある場合には早期に眼科受診をお勧めします。



見える範囲が狭く感じる
電灯のまわりに虹が見える
急に頭痛、眼痛、吐き気が起こる

■緑内障
目の中の圧力(眼圧)が上がり、視神経が障害され見える範囲が狭くなる(視野狭窄)病気で、失明する場合もあります。急激な視力低下、視野狭窄が起こり、頭痛、眼痛、吐き気をともなうタイプ、ゆっくり進行し自分でまったく気づかないタイプがあります。現代治療では、視力低下、視野狭窄を回復させる治療法はありませんので、早期発見、早期治療、定期的検査、予防が必要です。早期に発見し、点眼薬で眼圧を低くコントロールできることが望ましく、点眼薬でコントロールできない場合は、内服薬、レーザー治療、手術治療が必要になります。緑内障の疑いと診断された場合は、たとえ症状がなくても年に一度程度、眼科受診をお勧めします。



かすんで見える
明るいところでまぶしい
目が痛い

■ドライアイ
涙の量が少なく、眼の表面が乾燥している状態です。症状が強いと角膜(黒目)や結膜(白目)にキズができる場合もあります。更年期の女性ではシェーグレン症候群という病気の場合もあります。ヒアルロン酸含有の点眼薬が有効で、市販点眼薬よりも効果が期待できます。また、涙点プラグ挿入術と呼ばれる、簡単で痛みのない手術法もあります。



新聞の字が読みづらい
目がつかれやすい

■老眼(老視)
年齢が増すにしたがって小さな字が読みづらくなったり、近くのものが見えにくくなります。水晶体は、遠くを見るときは薄く、近くを見るときは厚くなって、ピントをあわせています。老視では年とともにこの水晶体の弾力性が弱まって、近くを見るときに厚くなるという調節力が弱まっています。老視はいわば老化現象。個人差はありますが40歳を超えた頃から起こる現象です。目が疲れやすくなりますし、無理を続けていると頭痛や肩こりが起こりますので、適切な老眼鏡をかけて弱まった調節力を補う必要があります。


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